最近、不動産業の方から、業務が忙しいので新規でお手伝いしてもらえませんか。
という電話がよくあります。
こちらは、建売住宅は行っておりませんので、あしからず・・・・。
今の時代、おかしいですよね。家売れていないのですから・・・・。売れたら払うから・・・。
多分、既存の工務店への支払いが一杯で、次に行う会社が見つからないのでは・・・本当にお忙しければ失礼しました。
私には建売をしない理由があります。
バブルが崩壊し下り坂になろうとしていた時期に、高校の友人から電話をもらいました。
横浜の西口に自社ビルを沢山もっている建設会社(不動産業)が、新規で手伝ってくれと言っているからやってもらえないか・・・・丁度、仕事も減りだしていた頃なのでいいよと受けてしまったのが始まりです。
打ち合わせに行けば、十一番目の立派な高層ビルが本社でしたので、安心してしまい・・・。
7棟現場で、7棟の確認を出すので数十万の印紙代をもらおうとしたら、
忙しいから立て替えてくれというので、立て替えて確認をこちらでおろして、
4棟が上棟したので、
請求書を出したのですが、来月に延ばして・・・、翌月も入金がなく、
電話が通じず、海外旅行にでもいっている余裕の会社かななんて甘く考えて。(世の中まだバブル)
1週間後、おかしいので会社を見に行ったら、もぬけの空で夜逃げされました。
スタッフへの支払いはあるし、どうしようと。
浜銀にいったら、最初はどうぞ・・・。そのうち事情は変わった・・・。その当時、浜銀も700億の公的資金の注入前でそれどころでは。
当時の住銀さんへ相談。融資担当者 だめだね・・・。うーん。そこを何とか。
洗いざらい正直に話していると、商工会議所の先輩であることが分かり、
ただ、それだけで話の展開は変わって、再度色々計算してくれました。・・・・ここを節約して・・・・何とかしてやるからきっちり返済しろよ。を条件にありえない融資で貸してもらえました。
逃げずに良かったと感謝しています。涙の思いです。
会議所でボランティア活動をしていたお陰でした。
バブルから10年かけてやっと借金がおわりました。一時は家庭崩壊の危機・・・。
今も、住宅ローンで三○住銀さんには、お世話になっています。
それからは、借金の苦しみが分かるので、会社が借金をしない経営をしています。
銀行に行くときも、作業着でいつも行っています。
綺麗な格好をしていても、銀行員は見破ります。
その当時を振り返れば、先方の動きが怪しかったなと、人生最大のどん底を思い出します。
ですから、不動産業は信用しないし、自社ビルや綺麗な店舗を強調する人はあやしいと思ってしまいます。
勉強不足が原因ですから、経済のアンテナをぴんと立てて、世の中の動向もキャッチする、人を見ることの大切さを学んだのです。
スタッフにも同じことをしていたら、誰もついてきてくれなかったと思います。
人生、逃げたらいけないですね。正直に話すことも大切だと勉強させられました。
だから建売、店舗は手を出さないのです。
この程度で済んで、私は運が良かったと思います。
経験していなければ、調子に乗ってマンション1棟受けていたかもと思うと、ぞっとします。
多くを望まず、堅実が一番大切ですね。
皆さんも甘い話には気をつけてくださいね。
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